FAIRY☆TALE★用語集
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▼あ▼

エルフ

耳が長いのが特徴の、人間によく似た生物。魔法能力・身体能力が低いかわりに、感覚がかなり鋭い。
幼少期から多くの刺激を受けながら育つため、知能の高い者が多い。また感覚が鋭すぎるため、気温の安定した静かな場所でしか生活できず、外界に出るときには感覚を中和する「エルフの翼」と呼ばれる装飾品を身につける必要がある。
髪の色は一般に金。髪色は薄いほうが感覚が鋭いとされ、黒髪のものは存在しない。
エルフは長寿だという伝説があるが、健康に過ごした場合の平均寿命は60〜80才で人間と大差はない。エルフは闘争を好まない(闘争する力がない)ため、老人まで生きながらえるケースが多いのでこのような伝説が生まれたといわれている。


エレメンタル

魔法生物の中でも強力なもの。
通称であり、明確な基準はない。

▼か

逆転現象
エルフとダークエルフの性質が一時的に入れ替わること。それに伴って髪の色が変わるのが特徴。
逆転現象が起きる条件には個人差があるが、エルフは感情が異常に昂ぶったとき、ダークエルフは肉体が動かせなくなったときに起こることが多い。
エルフの場合、追い詰められたときに痛覚を遮断し、身体能力が高まることで窮地を逃れることができるため、防衛手段として非常に役立つ現象である。エルフの寿命を延ばしている理由のひとつともされる。

▼さ▼

自然結界
岩や木、水などの影響で偶然に呪法的な影響が現れ、ある境界面を境に内部と外部の間で互いに認識・影響されにくくなった地形のこと。
自然結界が多く存在する森では周囲の空間の把握が困難になり、遭難者が多い。


呪法
魔法と似た効果を、形式的な手段によって発揮すること。魔法と混同されて呼称されることも多い。
魔法陣・呪文などで使われる魔法は本来は呪法に分類される(イメージを強固にするために行う作業は除く)。
魔法でもできることをする場合、魔法に比べて効率が圧倒的に悪く実戦向きでないが、魔法では不可能なこともできる場合があるため、研究する者は少ないながら存在する。

▼た▼

ダークエルフ

耳が長いのが特徴の、人間によく似た生物。感覚が鈍いかわりに、
魔法能力・身体能力が非常に高い。
性質はエルフの真逆。髪色は必ず黒。
ダークエルフは闘争を好む性質がある。あまり集落を作らず、せいぜい5人程度(1人の場合も多い)で活動し、狩猟や略奪で生業を立てるのが一般的。
また、ダークエルフは完全な劣性であり、人間やエルフとの子にダークエルフの性質は遺伝しない。これらの理由から、ダークエルフは絶滅の危機に瀕していると言われる。


大勇者ゼル
伝説に残る大勇者。かつて世界が悪の支配者に襲われたとき立ち上がったといわれる勇者。
伝えられる形は多少違うが、各地に伝説が残っているため、存在したことは間違いないとされる。
ある伝承によると、剣技はもちろんのこと魔法も使いこなし、彼が本気を出すと、後には何も残らなかったこともあるという。
X=カリバーは彼の剣である。


大魔導士ソレイユ
ゼルとともに戦ったといわれる大魔導士。ゼルの言い伝えが各地に存在するのに対し、彼の名は出てこないこともある。
やはり脇役は印象が薄かったのだろうか。
しかしある伝承に残された彼の力はやはりすさまじいとされ、彼の魔法は天を裂き地を砕いたともいわれる。

▼な▼

人間
いわゆる人間。ホモサピエンス。この世界で最も一般的な知的生命体。
気づいていない者も多いが、6割以上の人間は魔法を使う素質を持っていると言われる。


▼は▼

半魚人
海底王国ヴィブバビオなどに存在する、魚と人間の中間のような生物。
姿は多種にわたり、人に魚の特徴が少しだけついたようなもの、人魚のようなもの、周期的に変身を繰り返すものなどがいる。
またその多様性は頻繁に発現し、家族間でも全く姿が違う場合も多い。



フィーレル
ダークエルフの別称。主にダークエルフ自身が使う。
夜目のきかないダークエルフは、暗闇を意味する「ダーク」を好まないため。
▼ま▼

魔法
イメージが現実に作用する現象。



魔法生物
地形や自然物の影響などで魔力が集まり、意識体を構成したもの。形成過程から考えると魔法というより呪法に近い。
形は大きいものから小さいものまでさまざまであるが、ヒトに近い形をとることが最も多い。
理由は、世界的に見て魔法を扱う生き物にはヒト型のものが多いからといわれている。


魔宝石
魔力を溜め込む性質を持つ鉱物の総称。
溜め込んだ魔力を開放する手段も日々研究されており、魔法使いなどは装飾品としてのほか、自身の魔力が尽きたときの非常用にひとつ以上持ち歩いていることが多い。
使い捨てのものも再利用可能なものも存在する。


魔法の効果系統分類
最もポピュラーな魔法の分類方式。効果によって魔法を大別する。
M(具現)・A(制御)・G(変化)・I(生体)・C(転送)の五系統に分類することが多いが、分類の方法には諸派があるため一概には言えない。
単に「魔法分類」という場合、ほとんどの場合はこれを指す。


魔法の物質的分類
過去にさかんだった魔法の分類方式。火や水など、魔法の影響する物質によって魔法を大別する。
実際に存在するもので分類するためわかりやすいが、「無属性」の魔法が増えすぎたことから不便になり、次第に廃れた。
効果系統分類でM(具現)のものをさらに細かく分類するなど、未だに有用な分類ではある。
また、魔法生物は魔法について物質的分類のひとつ(あるいは複数)にのみ長けている場合が多い。
「属性」と言う場合もある。

▼や▼


▼ら▼

龍人
「リュート」と書く。基本的にはヒトと変わらない姿だが、周期的に半分龍のような姿になる。
普段は陸上で生活するが、龍の姿のときは(陸上に出られないこともないが)基本的に水棲生物であるため、水辺を好む。
半魚人の一種とされ、その昔、ヒトと龍の子孫として生まれたともいわれるが、詳しいことはわかっていない。
似た種族に、山に住む「竜人(ドラゴリュート)」がいる。


ローグマン魚
トロン周辺の沖合いなどでよく見られる大きな魚。特に大きいものでは数メートルにもなる。
鮮度がよければ生食も美味で、ローグマン魚の刺身目当てでトロンを訪れる金持ちも多い。


ロックバード
光の森などに生息する真っ黒で巨大な鳥。肉食であり攻撃的な性格。
大音波による威嚇、鋭い羽を投げつける斬撃攻撃を得意とする。
仲間にはやや小さいフォークバード、バラッドバードなどがいる。


▼わ▼


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